月日を経て故郷に目を向けられるような歳になり、地元の人たちと交流を続けている間にこの地にはたくさんの野仏があるのに気づいたのです。(あとがきより)
旧美里村のお寺に生まれた作者が、故郷のお地蔵さまに目を向け、古老からご利益や言い伝えを聞きながら撮り続けた。昨年ご逝去され、最初にして最後の写真集。人々が繋いできた仏への語り尽くせぬ眼差し。
蒼穹舎
価格4,000円+税
2024年5月20日発行
250部
A4変型 上製本 カラー
152ページ 作品148点
編集:大田通貴 装幀:加藤勝也
八太到
1945年三重県津市(旧美里村)の天台宗のお寺に生まれる。
20歳代で写真を始める。
日本リアリズム写真集団入会。
2023年5月逝去。